我々の仕事は、子どものための『あったらいいな』をカタチにしていくことです。
ただし、それは目の前の欲求をすぐに満たすサービスではなく、子ども達の財産となっていくであろう、『育ちの環境』を提供することをさします。
国立社会保障・人口問題研究所の統計データ等は、メディアを通じてご存じの方も多いかと思いますが、今年生まれた子ども達が働き盛りになる2050年あたりは、人口の約4割が高齢者となり、労働人口は現在よりも10%減少します。これは、世界的にも類のない現象であり、もちろん、日本国としても経験のない、未知の世界だと言えます。
そんな未知の世界を背負う子ども達に、あなたならどんな選択をもって子育てをしますか?
【2030年 教育振興基本計画の第三期がやってきます】
教育基本法における教育振興基本計画の第三期の到来を目前に控え、現在の教育の問題点、改善点等を含め、今後の教育の在り方について再三、会議が行われておりますが、ようやく今後、日本が指標とする子どもの輪郭像が見えてきたように思います。
では、まず、現在の日本の教育の問題点として、どのような点が問題点と上がっていたのでしょうか?
幼児教育・義務教育については次のように取り纏められております。
(以下、「国の第三期 教育振興基本計画の審議における主な意見について 参考資料」 参照)
・自己肯定感、主体的に学習に取り組む態度、社会参画の意識等が国際的にみて低い
・子どもの体力が昭和60年頃にくらべ、依然、低い水準にあり、運動する子としない子の二極化している
・特別支援教育の対象となる児童・生徒が年々増加している
・理科が楽しいと答える生徒の割合が国際的にみても低い
他にもたくさん課題は挙げられていますが、乳幼児と児童のカテゴライズに絞った時、この4点はすでに多くの保育所や学校の現場から問題喚起をされながらも、具体的な解決策を見いだせず、日々、翻弄しているのが現状ではないでしょうか?
これらを解決していくには、これまでとは違う観点からの指導概念が必要だということが、OECD等、世界の教育研究機関の長年の統計データにより、わかってきました。それを実践するのが、この第三期となるのです。
第二期は『生きる力』がテーマとなり、壮大な課題に対し、それなりに錯綜した時代でもありました。
この『生きる力』をより、具体化ものが第三期のキーワードとなってきます。
今、様々な教育関係機関等の会合で、度々出てくる言葉、それは…
『主体的』
『多角的・多面的』
『判断力』
京都教育システム研究所が目指すカタチとは、ずばり、上記に挙げた 『主体的』 『多角的・多面的』 『判断力』 を誰もが養える場として提供できること。これはここに通う乳幼児や児童に限らず、その保護者はもちろん、ここで働くスタッフにも同じことが言えます。
我々は抽象的な概念でなく、多様多面化する社会、そして個々に対し、常に具体的な指標を持ち、課題にチャレンジしていくことで、たとえ複雑な社会であれ、豊かな人間性が保てるのではないかと考えます。
その結果、リアルタイムで日本経済を支える保護者のバックアップを担い、未来の社会に自尊心をもって立ち向かうための基盤作りである幼少児童期を安心して過ごせる子ども達のバックアップ、そしてスタッフのスキルアップを担うこととなれば、ここには新たな協働性が生まれます。
子どもを預けて働くことに後ろめたさを感じたりしていませんか?
子どもは子ども自身の人間性を育み、おとなは大人の人間性を磨いていくことができる環境を得るために、保育園や学童保育を選択することもひとつの方法だと考えます。
・毎日通える安心・安全な個別対応塾
・学習の質と量を両立
・認可を受けた小規模保育事業
・0-2歳児 定員16名
・生きる力を育む保育指導
・通勤に便利な駅近の立地
最近の学校は週単位でスケジュールが変わります。また親御さんの仕事の状況も刻々と変わります。
大都市に通学するお子様にとっては、このようなスケジュールのちょっとしたスキマに危険が潜んでいます。
本センターではそのような親御さんやお子様の行動やスケジュールについて、 連絡密度を向上する仕組みを開発・運用しております。
例としては
(1)公共交通機関等の改札通過情報システムを利用した 親御さんだけでなく、シッターへ連絡可能な仕組みを利用することで、 駅でお子様が一人きりで長時間も待たされてしまうような事態を低減いたします[下図において実線で記載]。
(2)お子様にとっては毎週、親御さんにとってはそれよりも短いサイクルでスケジュール変更が発生することを想定し、 親御さんとシッター間の連絡密度をあげて、各家庭の事情に柔軟に対応いたします[下図において破線で記載]。